アドラーに学ぶ幸せのひけつ。「共同体感覚」と「感謝」について
こんにちは!
哲学カフェというお話会に参加してきました!
テーマは「アドラー心理学 私、私たちの幸福をアドラーで考える 共同体感覚」でした。
コミュニティに参加して、まさしく共同体を感じ、幸せを感じてきました!
今回は、共同体感覚と幸せから感謝についてのおはなしです。
幸せってなに?
”幸せ”と言っても人それぞれの感覚があるかと思います。
アドラーは幸せを感じるものとして「共同体感覚」が非常に重要だと言っておられます。
「共同体感覚」は「自己受容、他者信頼、他者貢献」で成り立つと言っておられます。
幸せを感じる要素を別の研究者から見てみます。
「実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス」を著しておられる、前野隆司氏による幸せを科学的に研究した結果です。
幸せを感じるメカニズムは4つの因子で構成されているといわれています。
4つの構成因子とは。
第1に「やってみよう!」
第2に「ありがとう!」
第3に「なんとかなる!」
第4に「ありのままに!」
この4つで構成されているということです。
これもすごくわかりやすいですね。
「共同体感覚」から「感謝」へと結びつく。そして幸せへ
”共同体感覚”とは、あらゆるものすべてはつながっているという感覚。
あなたも私も宇宙の一部なんだよという感覚です。
共同体感覚を大事にするためには、自分のためだけではだめだ。
”他者への貢献”が大事なのだよということです。
この”他者への貢献”というのは、幸せの4つの因子では第2因子の「ありがとう!」と結びつきます。
そして「ありがとう!」とは、つまり「感謝」です。
つまり「他者への貢献」は「感謝」につながります。
そして「感謝」は「幸せ」へと結びつきます。
共同体は人とのつながり。感謝がたいせつ
私自身の話をすると、私は人とつながるのがとても苦手でした。
けっこうなレベルで苦手でした。
そして人とのつながりは必要ないとまで思っていました。
現在は人とのつながりがとっても大事なんだと実感するようになました。
そうして人とつながるようになると、新しい世界が開けて本当に楽しいです。
苦手を克服するきっかけとなったのは、
「他者への貢献」と「感謝」を学び実践してみたことからでした。
腹が立って感謝できない時もありますが、心が落ち着いてから頭の中だけでも感謝します。
そうすると不思議ですが心に余裕が出てくるようになります。
幸せを感じておられない方や人間関係で悩んでおられる方は、まずは「感謝」を試してみてください。
感謝することにより共同体感覚が芽生えてきます。
そして幸せを感じられるようになってきます。
ぜひ感謝のちからを体験してみてください!
今回はここまでで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
みなさまに幸せが届きますように!
感謝!
▷関連書籍
「実践 ポジティブ心理学 幸せのサイエンス」前野隆司
「嫌われる勇気」岸見一郎