セラピスト・プロフィール
癒しのセラピスト
柔道整復師
横山 裕行 Hiroyuki Yokoyama

生年月日
生まれ 1969年9月26日
出身 兵庫県神戸市
取得資格
柔道整復師免許
柔道三段
小太刀護身道六段
ほか武道の段位諸々
第2種情報処理技術者
特徴
国家資格である柔道整復師免許を取得し、医学面での人体の仕組みに精通している。
高齢者介護施設において数多くの人たちの人生に向き合うことで、コーチング・カウンセリング技術を身につける。同時に手技療法や運動療法の臨床経験も豊富に重ねている。
経歴
〇少年期 | 新神戸に生まれ、新神戸の川や山で遊んで育つ。 ブルース・リーやジャッキー・チェンが大好きな少年だった。幼少から身体が大きく中学生で体重100Kgを越えていた。中学の部活動で柔道を始める。 |
〇20歳代 | カネカ高砂工業所にてホストコンピューターの運用管理、プログラマーとして職に従事し、論理的な思考が培われたような気がする。 同時にスポーツチャンバラ、空手、合気道、柔道、居合道など様々な武道を修行する。 |
〇30歳代 | 合気道やスポーツチャンバラの道場を開き独立する。 100人近くのコミュニティとなり、さまざまな人たちとともに汗を流す。 |
〇40歳代 | 道場運営の傍ら、人体の知識を専門的に深めるため柔道整復師の養成専門学校に入り免許を取得する。 専門学校では多くの若者と出会い、ともに学びながら第二の青春時代をすごす。 |
〇柔道整復師 免許取得後 | >整骨院での修業 スポーツクラブ併設の整骨院で2年間の臨床経験を積む。 若年から高齢者層まで幅広い年齢層の筋骨格系疾患に携わり、セラピストとしての基礎を仕込こんでいただいた。 >高齢者介護施設で6年間、セラピストとして経験を積む。 脳血管疾患、認知症、筋ジストロフィー、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、線維筋痛症、多系統萎縮症、脊柱管狭窄症、糖尿病、メニエール病、末期がん、がんの神経転移、視床痛、リウマチ、呼吸器疾患、心臓・肝臓・腎臓疾患、浮腫、筋骨格系疾患などあらゆる疾患に携わる。 生きる意味を失っておられる方、余命わずかの方、亡くなっていかれる方と向き合うために癒しというものを学ぶ。 多くの方の人生や命というものに向き合うという経験を積む。 |
〇現在~ | ・広くセラピーを提供し、必要とされる方の役に立ちたいとの思いからVERITASを開業する。 ・スポーツチャンバラの教室活動も継続している。個性あふれる子供たちとともにスポチャンを楽しむ。 ・癒しについての学びをさらに深めるため、ネイティブアメリカンの教えや仏教、自然活動など、学びと体験を通じた真理の探究をライフワークにしている。 |
VERITASの想い

「VERITAS」はラテン語で”真理”を意味します。
この名前にはわたしのすべての想いが込められています。
わたしは40歳を越えて専門学校へ通い、柔道整復師の免許を取りました。
免許取得後は、整骨院と高齢者介護施設にてセラピストとして、そこに来られる人たちの人生、その命と向き合ってきました。
整骨院では2年間、医学に基づくエビデンスベースの検査・評価法、手技療法、運動療法をもって、筋骨格系の痛みや不調、外傷などに対する臨床経験を積みました。
そののちは、さらなる知識と技術、そして経験を積むために高齢者介護施設へ入りました。
なぜ高齢者介護施設だったかというと、症状が複雑化している高齢者を深く診ることができなければ、あらゆる年齢層を診ることはできないと思ったからでした。
技術レベルも学術レベルも高かった整骨院でセラピストとして患者を診てきたという自負がありました。
きっとわたしは介護施設でも活躍できるだろうという自信がありました。
しかしそのような自信はみごとに砕け散ったのでした。
そこは、
脳血管疾患、認知症、筋ジストロフィー、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、線維筋痛症、多系統萎縮症、脊柱管狭窄症、糖尿病、メニエール病、末期がん、がんの神経転移、視床痛、リウマチ、呼吸器疾患、心臓・肝臓・腎臓疾患、浮腫み、さまざまな筋骨格系疾患、原因不明のしびれや手足が自由に動かせない方、聞いたこともない病気…
こういった病気の方たちがおられる、そういった場所でした。
そしてその多くは重い状態の方でした。
さらには意識レベルがとても低く、声掛けが生死確認となっている方。
亡くなられて行かれる方々。
本当にいろんないろんな方がおられました。
そしてそのどれもが病院で治療を受け、リハビリを受けてきた方々です。
つまり病院ではこれ以上どうすることもできない状態の方です。
そのような方に、今まで学んできた医学に基づくアプローチはナンセンスでした。
病院でどうにもできない人を、病院のまねごとをして診るということがナンセンスだということをわたしはさとりました。
しかし病気よりももっと深い問題がありました。
それは、生きる意味を見失っている方が多くおられることでした。
「わたしは生きてても意味がない」
「死ぬのを待つだけです」
「早く死にたい」
みんなこう言われました。
そのような方に、ただ手技療法、運動療法を行ってもほとんど効果がありませんでした。
「病は気から」というもの。
そういうものがあると目の当たりにして知りました。
そういった方に何もできないわたしは、セラピストとしての無力感に覆いつくされてしまいました。
「医学ではどうにもならない。もっと根源的なものが必要だ」
そう感じました。
わたしになにかできることはないのか?
模索しつつ日々をすごすうちにあることに気づきました。
それは、心を込めてお話ししたりするだけでだんだんと状態が良くなっていくことに気づきました。
ただ手を握るだけでも状態が良くなっていくのです。
それは表面的なものではなくもっと内面から良くなっていると感じられるものでした。
病気であっても、元気になり、身体もしっかり動くようになるのです。
病気が直接治るわけではない、ただただ元気になるのです。
病気とは関係なく元気になるのです。
元気になることで本当に病気が治っていくことも何度も目の当たりにしました。
わたしはここに真のセラピーがあると確信しました。
病気や症状を診る前に、その人を診るということ。
その人のすべてをみるということ。
それは、心と身体だけでない、魂を含むすべてをみるということ。
わたしはこのセラピーを学び深めたいと心の底から思いました。
そうして手探りで勉強をはじめました。
最初は心理療法から学んでみました。
しかし心理療法はどこか枝葉のテクニック然としていて、認知機能の落ちている高齢者には使えないと感じました。
どんな人にも通じるものでないとだめだ。
心の奥深くに向き合えるものを見つけたい。
次に出会ったのは緩和ケアでした。
緩和ケアとは医学でありながら、この世界の真理、つまり癒しの根源を研究し伝えるものです。
緩和ケアを学ぶうちに、さらにそのベースとなっているものを学びたいと思いました。
そうしてネイティブアメリカンに伝わる教えや、仏教やアニミズムなどを学ぶに至りました。
そこで学んだことは、この世界のありとあらゆるものはつながっているということでした。
すべてはつながっていること、それが”真理”だということ。
そのつながりを取り戻すことが、癒しの根源だということを学びました。
わたし自身が真理と向き合うことで、高齢者の方々と心の奥底から向き合えるようになりました。
それは「命と向き合わさせていただいている」と言う言葉の方が確かな表現かも知れません。
さまざま病気や症状で苦悩される方。
生きる意味を失って、死にたいと言って苦悩される方。
そういった方が、病気であっても元気になっていただける。
生きる意味を再び見いだして元気になっていただける。
さらには自らの治癒力が目覚めて病気を治していく。
そのお手伝いができるようになったと、確かな手ごたえを感じられるようになりました。
わたしはこのセラピーをもっと広い範囲で、癒しの必要な方に役立てたいと思うようになりました。
心の底から向き合うことが必要な方。
癒しを求めておられる方。
自分の心と身体に真剣に向き合いたい方。
真のセラピーが必要な方。
そういった方がつながりを取り戻す場所を作る。
癒しの旅へ出発する場所です。
当院の名前には、癒しの根源である”真理”への想いが込められています。
それが「VERITAS」です。