104歳で「人生は楽しいね!」と言われるスーパーポジティブな方のはなし。

こんにちは!

わたしには104歳の心の師匠がおります。

その方は、104歳にもなっても
「人生は楽しいね!」
と口ぐせのようにおっしゃる方です。

いつも何かあれば、
「ありがとう!」と気持ちよくおっしゃいます。

ほんとにまわりの人を気持ちよくしていかれる方です。

今回はそんな方との出会いから、
素晴らしい人生の終焉までのお話です。

今回はいのちの終焉についての話が出てきます。
高齢者福祉施設では避けることのできない現実ですので、
記事でもありのままを書きました。

ありがとう!人生は楽しいね!

わたしには104歳の心の師匠がいます。

この方は、とてもとても快活で明朗な方でした。

じつは昨年にご家族の見守る中、大往生されました。

そして大往生を迎えるその時まで、快活で明朗な方でした。

わたしがなにからなにまで心から尊敬する方です。

お名前はHさんと呼んでいきます。

Hさんとは103歳の時に施設で出会い、亡くなるまでの1年間そばにいさせていただきました。

これだけのお歳なのに、杖は1本だけでしっかりと歩いておられます。

いつもどんな時も「ありがとう!」「ありがとう!」と私たち職員に気持ちよく快活に言われます。

そして「ありがとう!」と言われたあとに「人生は楽しいね!」とよく言われます。

わたしはHさんと接するのが気持ちよくて、暇ができるとそばに行ってお話を聞いたり、聞いてもらったりしてました。

わたしに対して、
「あなたは何でもよく気がつくねえ」
「あなたはえらいねえ。ずっと動き回ってる。どんな仕事でもするねえ」
と言ってくれました。

わたしは「わあ、よく見てくれてるんだなあ」と、とても嬉しかったです。

戦地でのこと

そんなHさんはとのやりとりは。

Hさん「ありがとう!人生は楽しいね!」
わたし「つらいこともあったんじゃないですか?」
Hさん「そりゃあつらいこともないと人生楽しくないでしょう!笑」

わたし「Hさん、お身体の調子はどうですか?」
Hさん「わるくないねえ!ありがとう!」「でもこの歳ですからねえ、悪くても仕方ないでしょう!ありがとう!」

わたし「Hさん、なぜいつもそんなに明るいんですか?」
Hさん「そうですねえ、わたしはねえ、いつも楽しむことばかり考えて生きてきましたからねえ。もう若い時からこんなですよ 笑」

Hさんは太平洋戦争の時、中国の戦地に赴かれていました。

Hさん「わたしは中国で軽機関銃担いで山の中歩いていましたからねえ、脚が太いでしょう」
わたし「Hさん、戦争の時はいろいろあったんじゃないですか?」

この時は少し考えておられてから、

Hさん「そうですねえ…わたしはねえ、どんな時も楽しむことばかり考えていましたからねえ。夜中に機関銃撃ち合ってる時もタンゴのリズムで撃ったりして、チャッチャッチャッチャッって。そうしたら上官に「H!なんだそれわあ」って言われましてねえ 笑」

Hさんとのやりとりはこんな感じで、
なんて方だ。この方はわたしの人生の師匠だ!と思ようになっていました。

わたし「Hさんはわたしの人生の師匠です!」
Hさん「そうですか。はっはっはっ、人生は楽しいねえ 笑」

もう十分でしょう

そしてHさんの104歳の誕生日が近づいてきたある日。

わたし「Hさん、もうすぐ104歳ですね!」
Hさん「はい!もう十分に生きました。このあたりでもう十分でしょう!」

このことばが職員たちをざわつかせました。
「Hさんが生きる気力を無くしてきている!」と。

しかしわたしは、
「ああもう十分なんだな。もう十分なんだ。すごいなあ。終わりも自分で決めていくんだ」
と思いました。

だからわたしは、引き留めるような声かけはしませんでした。

その後は各職員たちが「Hさん、長生きしてくださいね!」と言っても、
必ず「ありがとう!でももう十分でしょう」と返すようになっていました。

そして104歳の誕生日をお祝いをした時も、
「ありがとう!でもこれだけ生きたらもう十分だと思っています」
と言われていました。

ご家族様も「なにかあっても延命は一切しないでください」とおっしゃっておられました。

終焉の時まで明朗 水戸黄門の歌

そして2か月ほどして、ご家族の見守る中、息を引き取られました。

人生の終焉のときまで快活で明朗で、すごいとしか言いようのない方でした。

Hさんの人生は、ほんとうにいろいろあったんだろうと思います。

それでも104歳にして「人生は楽しいね!」って言える。
こんな素晴らしい人と出会えてほんとうに良かった!

わたしも師匠に見習って、なにがあっても、
「人生は楽しいね!」
と言える生き方をしていこうと心に誓っています。

ちなみにお誕生日会の時に、
わたしが「Hさん、歌をうたいましょう!好きな歌はなんですか?」と聞くと、
Hさんは「そうですねえ、水戸黄門の歌が良いですねえ」となって、みんなで一緒に歌いました。

この歌は”人生楽ありゃ苦もあるさ♫”の歌詞で始まります。
わたしもこの歌が大好きになりました。

今回はここまでで!

最後までお読みいただきありがとうございます!

みなさんに幸せが届きますように!

感謝!

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