「灼熱のなかの愛と感謝」スウェットロッジ
「灼熱のなかの愛と感謝」スウェットロッジ
スウェットロッジに入ってきた。
7 Genarations Walk代表の山田圓尚さんが自宅で毎月スウェットロッジを行ってくれている。
祈りは特別なものでなく、祈りの中に日常があると言われる。
そう言った思いが毎月行われるスウェットロッジに込められている。
スウェットロッジはネイティブ・アメリカンがはるか太古から行ってきたセレモニーである。
そのセレモニーは灼熱のサウナの中で行われる。
しかしこれは苦行ではない。
自分を試す儀式でもない。
自分が何者かに変わるものでもない。
このセレモニーは世界のあらゆるすべてに感謝と祈りを捧げるものだ。
人によっては耐えがたいと感じる灼熱の中、あらゆるものに感謝と祈りを捧げる。
灼熱に耐えられず精神的な限界を感じている中、感謝と祈りを行っていく。
精神的限界に達したとき、灼熱に耐えようとしている”我”に気づく。
我に気づき我と向き合ううちに、「自分で生きているのではない。地球に生かされているのだ」というような感覚がおとずれる。
こうなったとき灼熱に身も心もすべてを委ねてみる。
「地球に生かされてるのだ」と言うことを心と身体のすべてが納得していく。
この灼熱は地球の愛だと言うことを知る。
その瞬間から耐えがたい灼熱が、身も心も包まれるような心地の良いものとして感じられるようになっていく。
地球の愛とつながるような感覚になり、やがてすべてのものとつながるような感覚になっていく。
セレモニーが終わりテントの外から出ると、今まで見えていたもののすべて違って見えるような気がする。
これまで気づかず身につけていたフィルターが外されたような感覚がする。
すべてがありのままの姿で見えているような気がする。
それこそが愛の姿であり、愛とつながっている感覚なのかも知れない。
ネイティブ・アメリカンでは「癒しとはつながりを取り戻すこと」と伝えられている。
これが祈りによって取り戻す”つながり”なのだと思う。
つまり感謝によって愛とつながり、癒しが起こるのだろう。
灼熱のスウェットロッジは愛と感謝の体験なのかも知れない。
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