「水に生かされる」【令和六年 秋の彼岸の断食護摩修行】
「水に生かされる」【令和六年 秋の彼岸の断食護摩修行】
今年も秋の彼岸の断食護摩修行を満行した。
京都綾部の山中で三日間、いのちの源である食と水を断ち、七座の護摩行に取り組み感謝の祈りをささげる。
自然につつまれ、自然の音を聞き、スローな時をすごす、そのような時間でもある。
とにかく暑い三日間だった。
とくに初日と二日目の日中気温が35度を越して、暑さの中でとにかくバテた。
日中から汗をかき続け、夜も蒸暑く寝つけないのと、寝汗で身体の水分を失い、喉の渇きにずいぶん苦しんだ。
二日目に断水はあきらめて、途中で何口か水分を取った。
最初の二口でずいぶん楽になったが、汗はかき続けていて数時間経つと再び強い渇きにおそわれる。
もう二口水を飲んだところで、「こんな機会はそうそうないぞ」と、思いがよぎり、それ以上は水分を取らずにいた。
最後の座を迎える前には、身体もふらふらで、のどの渇きから心が折れる寸前だった。
「なんのためにこの修行に取り組んでいるのか?」と、この問いかけが心が折れる寸前の気持ちのなかでなんども聞こえてくる。
「修行は自分を試したり、自分の勇気を示すために行うものではない」と、かつて教わった言葉がなんども目に見えるようにあらわれる。
やがて修行は終わる。満行を迎えることができた。
毎回ではあるが満行後の水がとにかく美味い。
しかし今回は美味いと感じるだけでなく、「水に生かされてる」という感覚が腑に落ちたように感じた。
断食明けに食す梅湯とキャベツもとにかく美味い。
梅湯を4〜5杯、キャベツを1/4玉(ほんとは半玉以上食べた方が良いらしい)ほど食べていると宿便が出てくる。宿便が出ると一気に身体が軽くなる。
今回の断食護摩修行では、とても大きな得難い体験をしたように感じた。
今は言葉にはできないが、人生を生きるためのなにかに気づいたような気がする。
この体験を社会に役立てていく。
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