「母に祈る」

今年も冬至がすぎてクリスマスがやってきた。

冬至の日には京都綾部にてスエットロッジセレモニーに行き、ファイヤーキーパーの役割を担ってきた。
太陽の高さが一番低くなるこのときに、太陽の力が一番弱まるこのときに、兄弟姉妹たちと祈りの時間をすごした。

クリスマスというのはイエス・キリストの誕生日と言われているが、じつはイエスの誕生日は定かではなく、もともとにあったヨーロッパの冬至の祈りの祭りだったものに便乗したものらしい。

わたしの母はクリスチャンであった。
コーラス部出身でもあった母は、教会へ行くとオペラ歌手のような歌声を聖堂に響かせ聖歌を歌っていた。
母は本気のクリスチャンだった。
母の命日は十五年前の12月25日0時0分である。
我が母ながら天晴れで、クリスチャンの鑑とも言うべきか。
おそらくその日の母には祈りがあったはずで、祈りとともに天に召されたのだと思う。

クリスマスはイエスの誕生日などではない、などと言うのはどうでもいい。
クリスマスも冬至の祭りも共通するのは、「祈り」だ。
祈りは、「生きていること」に対して感謝を込める。
また「死ぬこと」に対しても感謝を込める。

今年もクリスマスの日に「生と死」に向き合い祈りを込めたい。

ブログランキング参加中です。
クリックしていただけると嬉しいです。

生活・文化ランキング

☆ 癒しの整体サロンを営んでおります ☆

✳︎心と身体と魂つなぐ癒し✳︎
「整体サロン VERITAS」
住所:神戸市西区秋葉台1-43-7
電話:078-994-8670
営業時間:9:30〜20:00(最終入店)火曜日定休
西神中央駅・木幡駅・近隣エリアの送迎つき
サロン駐車場あり

ご予約はホームページもしくはLINEからのWEB予約が便利です