「魂を作る」【ネイティブ・アメリカンドラム作成】

「魂を作る」【ネイティブ・アメリカンドラム作成】

【魂を作る】

ネイティブ・アメリカンのハンドドラム作成ワークショップのお手伝いをしてきました。
一か月ほど前に鹿の皮を鞣し、今回は鞣した皮を木枠に張り付けて完成まで作業です。

皮は鹿の皮を使います。
害獣として捕獲された鹿を猟師さんより分けていただきます。
ワークショップは、自分の鹿の皮を選ぶところから始まります。
もし自分がドラムにされる側だとして、「この人になら自分の皮を差し出しても良い」、このような人で在ることを決意して祈りとともに皮を選びます。
皮に残った肉をそぎ落として(この作業がかなり大変)、あとは毛を残す場合は灰を塗し、毛を残さない場合は石灰水につけて一か月後の作業まで待ちます。

皮がなめされれば裁断をして、打面とヒモを作っていきます。
打面となる皮にヒモを通しながら木枠に張り付けていきます。
皮からヒモを裁断して、打面となる皮にヒモを通しながら木枠に張りつけていく作業が大変なのです。
延々と続く作業に終わりが見えず、なかなかに根気と体力がいる大変な仕事です。

ネイティブ・アメリカンでは、ドラムを作る前に、四日間断食断水をしてから作成に入ったりするそうです。
完成したドラムは自分の魂であり、その音は心臓の音であり、世界と共鳴し調和へみちびくものになると考えられています。

私は三年ほど前に、このワークショップにてマイドラムを作りました。
完成すると同時に、自分というものの芯ができたような気持ちになりました。
「自分が手に入った」ような感覚でした。

今回のワークショップを取り組まれた皆さまは、作業のあまりにもの大変さがお顔の表情に表れつつも、全員が無事に完成までいくことができておられました。
みなさまの完成後のお顔や姿が、とても美しく感じられてなんだか心が暖まるような感覚をいただきました。
おそらく心よりも魂が暖まったのかも知れません。

鹿の命をいただきます
ありがとう
大雨の中の作業
灰を塗せば腐らなくなります
石灰水につければ毛が抜け落ちます
打面を裁断します
皮ひもも同じ皮から裁断します
完成したマイドラムをもって(まだ濡れているので叩けません)ネイティブアメリカンの歌をうたいます

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