「死と生」比叡山参拝記パート1 千日回峰行者さま講話会
「死と生」比叡山参拝記パート1 千日回峰行者さま講話会
一泊二日の日程で比叡山へ上がり参拝を行ってきた。
二日の短い間であったが比叡山での体験は非常に鮮烈なものとなった。
まずは一日目の午前中での体験をシェアさせていただきたいと思う。
一日目の午前は、千日回峰行を満行された叡南浩元(えなみこうげん)阿闍梨による護摩修行と講話会から始まった。
講話会で話をされる叡南阿闍梨からは、溢れるようなエネルギーとフラットなエネルギーを感じた。
溢れるようなエネルギーでありながらそのエネルギーが踊り出すようなことはなく、大木が静かに佇むようなフラットなエネルギーを感じるのであった。
千日回峰行とは、一日で比叡山の険しい山々30kmや京都の大回り84kmを一日も欠かさず歩き続ける。それを百日ずつ繰り返し、千日となるまで続けるものだそうだ。
山々をつなぐことで地図に一つの円が出来あがり、その峰々を円をつくりながら回ることで回峰行と呼ばれる。
出発は夜中の2時からで、電灯もない険しい漆黒の山道を提灯の灯りだけで歩き続けるらしい。
七百日目まで満行するとお堂に入り九日間の断食、断水、不眠、不臥の修行を行う。
回峰行を始めると満行するまで止められないと言う。怪我をしても病気をしても止められないのだそうだ。止められるのは死ぬ時だけで、自害するための短刀と縄を持ち回峰行に臨むと言う。
人間の限界を越えるような過酷な修行は、宇宙の無限のエネルギーと繋がらないと成し遂げられない。
怪我をしても病気をしても疲労困憊となっても無限のエネルギーと繋がることで歩けるようになると言う。
しかし無限のエネルギーには繋がろうと意識しても繋がれないものらしい。
死を覚悟し死を受け入れ、ただただ祈りを行いながら回峰することで無限のエネルギーと繋がれるのだそうだ。
過酷な回峰行を満行された行者さまからは何かを気負ったような雰囲気は感じられない。
体験を語る声が起こす空気の振動と全身から発せられる波動のようなものからは、エネルギッシュでありながら極めて落ち着いたフラットなエネルギーのようなものを感じる。
さらには自分自身もエネルギーが満たされるような感じとなり、かつ落ち着いたフラットな感覚となっていく。
叡南阿闍梨が得られた体験を、心身に染み込むように分かち合っていただいたような気がした。
もしかしたらエネルギッシュでフラットな無限のエネルギーを分けていただいたのかも知れない。
さらにこのエネルギーを、私を通じて社会のために分かち合わなければいけないのだと感じた。
それがこの講話会の目的だったのかも知れないと思うのであった。
パート1終わり。
パート2にて堀澤祖門先生講話会からの気づきを書きたいと思います。
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